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ホームカラー白髪染めで陥りやすい現象

2014年10月28日

皆さんはサロンカラー派ですか?それともホームカラー派ですか?

 

どっちも良いところ悪いところありますがどちらもとてもいいと思います。

 

でも知っておいた方がいい『カラーの仕組み』を少しお話させてください。

 

 

近年ホームカラーをされる方が多くいらっしゃいます。

私自身も何度か使わせて頂いたことももちろんあります。

 

特に今回着目したいのは<白髪染め>

題名にありますようにホームカラーで特に陥りやすい

現象があります。

 

それは毛先の色素沈着と毛先の損傷です。

 

 

どういうこと?

 

いろんな方からお話を聞き

自分自身ももし知らなければそうなるだろうなという

やり方・・・・・・

 

それは毛先までのばして塗ってしまうということ。。。。。。。。

根元だけ塗りたいけどどうしても毛先についてしまう。

むしろ毛先まで塗ってしまう。。。。

 

という方

 

ちょっと注意です*

 

まず起こりうることその1

 

・毛先に何度も色の濃いカラーが重なりなんか黒くなってきた

 

その2

 

・最近毛先がぽわぽわする、もしくはごわごわする

 

その3

 

・乾きづらくなってきた

 

 

その4

 

・色を変えたくても色が変わらない

 

 

 

毎回ホームカラー(市販のカラー剤)を全体に使っているとこのような現象が起きてきます。

 

 

 

簡単に説明すると市販のカラーは毛先に対応したパワーで

造られていないということ。。。。。

 

新しく生えてきた根元はいわば 体力のある状態

日々一緒に長く過ごしている毛先は  かなりお疲れの状態

 

根元にとってはちょうどいいパワー

でも

毛先にとっては傷口に塩を塗るようなもの

 

 

お解り頂けましたでしょうか?

 

 

決してホームカラーがいけないものではもちろんありません。。

 

ただ使用方法を誤ると後々大変ということです。

 

もしも毛先にパーマをかけたいと思っても

髪の体力がなければパーマはかからないもしくは

チリチリになってしまう可能性があります。

 

ホームカラーを施している場合はくれぐれも

美容師さんにお伝えください。

それによって傷みの重なる事故を回避することができます。

 

 

最後ですが

 

サロンのカラーは髪の部位によって薬剤のパワーをしっかり区分し

コントロールしています。

 

これにより後々の色の変更や スタイルチェンジの時のパーマのために

髪の体力を温存したり

 

日々のお手入れの負担が少ないよう髪のコンディションを維持していきます。

 

 

こだわりのあるサロンはソコを徹底していると思います@@@@@@@@

 

しいて言えば

 

値段が高いのと わざわざサロンまでいかなければならないのが難点ですよね。。。。。。。

 

 

ですが

長い目で見た髪のコンディションを計画またはサポートするのが

美容師の責務だと感じています。

 

 

お堅い話ですが参考にしていただければ幸いです。

 

 

今回のお話はお客様から多く声を頂いた質問に対しての少しの

回答です。大変勉強になりました。

ご質問ありがとうございました。

 

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