

「なんでいつも右のパーマが取れやすいの?」について
2014年11月09日
美容師長くやらせて頂いていますと
お客様からよく共通の質問を頂くことがあります。
その中から一つ
「なんでいつも右のパーマが取れやすいの?」
この事柄についてはなぜかよくお尋ね頂きます。
もちろん当店でかけられた場合も
他店でかけられた場合も
共通します
あくまで当店の話ですが
言ってしまえば美容師側の認識不足
アドバイス不足
あるいは技術不足といえます。
本当に申し訳ないです。
改善の意を込めて様々な要因と対策について
考え実験しました。
ケースですが
この現象が起こりうるのは主にミディアム以上のレングスの方が
多いと言えます。
考えられる要因は4つ
1:つむじが右回転で全体にその毛の流れが出ている場合
(右のパーマに反発する毛流れ)
2:毛髪が回転して伸びてくるということ
(その回転方向がパーマのかかりに反発)
3:右利きの方が多いため右手でドライヤーをもってパーマを出そうとすると
非常にやりづらいケース
(右手でドライヤーを持ちながら 左の髪はやり易い)
4:美容師さんも右利きの人が多いため、右を巻くときの技術が左側と違う
(解りやすいのが カットです お客様の髪の左側を切るときも右側を切るときも
美容師さんのハサミは右手コームは左手 要は左右 右手のハサミでカットします
よって意識して左右対称にしています)(その中でパーマは?)
そう言った要因が見受けられます。
そこで対策は
・過去のパーマでの様子をしっかり聞かせて頂きます。
・カットでよりかかりやすい構造にする。
・右側のパーマ液の作用を少しパワー調節する。
・ロッド(筒状の棒)を少し小さくする。
・ドライヤーの当て方のアドバイスをしっかり覚えて頂く。
このような対策をとらせて頂くことで最近のパーマのお客様には
「以前よりも出しやすくなった」と少しずつお声を頂いています。
こうしてお客様のお声を頂きながらさらに技術と知識の向上を
深めて参りますので又いろいろとお声を聞かせ頂ければと思っております。
ながながとありがとうございました。