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懐かしい気持ち2

2015年04月06日

前回の続きです。

なんか変な作文みたいになっちゃいましたが続けます。。。。。。

 

 

 

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とあることを境に僕は その日を境に取り組む姿勢が一変しました。

 

ある日にいつも通り仕事をしていると  あるお客様からこういわれました

 

「あなた いつも細かいところに気付いてくれるわね。」

 

 

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「お、恐れ入ります。」

 

僕は 驚きました・・・ こんな細かい誰も見ていないであろう 雑用に感じていたことが

実はお客様にとって最も身近な事だったのだと。。。

 

そのお店は年配のお客様が多かったせいか ワーワー会話をするよりかは 静かに気持ちよく

過ごして頂くための 心地よさが重視されていました

 

 

そのことから こまかい気遣いから 清掃 たしなみ など口を酸っぱく指導されていたのでした。

 

 

今思えば  お客様には専門的な技術の事や 細かい科学知識はお伝えはしますが

決して 伝わりやすいこととは言えません

 

 

お客様が一番求めているのは技術は当たり前に 安心感 信頼感 親切さ お出迎えするための清潔さ、

そういった心がけ・気持から現れる行動といった  <プロとしてのおもてなし>っだったんだと

 

 

こまかいかっこよくもない地味な裏の仕事にこそ 美容師としての 綺麗にする という土台になることに気づき

今まで退屈で めんどくさい かっこ悪いと思っていた仕事がうそのように 輝いた気がします。

 

 

のち先輩方にも トイレの清掃がいい・目配りや気が利くね など細かい気付かれもしなそうな所を

認めてもらえるようになりました。

 

 

自分も美容師の端くれだけど プロなんだと 気持ちが入れ替わった時期でした。

 

 

人の役に立つ  ありがとうと感謝される   もっと役に立って必要とされたい。

 

 

仕事はさせられているものではなくて 自分がその<事>に<仕える>ということ

自分が使命感を得た時に

『こうした方がいい』 『ああしたら もっと喜んでもらえるかも』と 仕事の枠を超えて

プロとしての責任が芽生えました。

 

 

あの時の お客様、お店の先輩がいなければそう気付くことは出来なかったはず。

いま美容師として充実しているのは あの辛かった時があって 言葉に救われて と連なって

来たからこそ。

 

 

この大切さをこの後の世代にも伝えていきたいです。

 

 

まだまだ 微力ではありますが 僕は美容師として 仲間の役に立ち そしてお客様のヘアスタイルという人生の

役に立ちたい と願う毎日です。

 

 

 

どうか こんな気持ち悪い私ですが どうぞお役にたたせて下さい。

 

ながながと失礼いたしました。。。。。。。